コンフォーミングローンの限度額を引き上げ 公開済み: 2022-12-06更新: 2022-12-07作成者: TYカテゴリー: News, 住宅市場 連邦住宅金融局(FHFA)は本日、ファニーメイとフレディマック(エンタープライズ)が2023年に取得する住宅ローンのコンフォーミングローン限度額(CLL)を発表しました。 コンフォーミング・ローンについては過去記事「2023年、コンフォーミングローンの限度額引き上げはあるのか?」をご参照ください。 米国のほとんどの地域で、一戸建て住宅の2023年のCLL値は726,200ドルとなり、2022年の647,200ドルから79,000ドル増加します。 住宅経済再生法(HERA)は、企業の基準CLLを、米国の平均住宅価格の変動を反映して毎年調整することを義務付けています。本日、FHFAは2022年第3四半期のFHFA住宅価格指数®(FHFA HPI®)レポートを発表しましたが、これには過去4四半期における米国の平均住宅価格の上昇に関する統計が含まれています。 住宅価格の中央値の115%が基準コンフォーミングローン限度額を超える地域については、適用されるローン限度額は基準ローン限度額より高くなります。HERAは、これらの地域の高コスト地域の限度額を、地域の住宅価格中央値の倍数とし、上限を基準限度額の150%に設定するものである。2022年に高コスト地域の住宅価格中央値は概ね上昇し、その分CLLが上昇しました。一戸建て住宅の新しい上限融資額は、726,200ドルの150%である1,089,300ドルとなる。 コンフォーミング・ローンの限度額が引き上げられることによって、より多くの人がより大きな住宅を購入できるようになります。住宅ローン金利の下落も相まって、住宅市場にとっては追い風となることが期待されます。 関連記事 米国CPIは市場予想を下回る結果に 12月13日に発表された11月の米国消費者物価指数(CPI)は前年同月比+7.1%(市場予想:7.3%)、コアCPIは前年同月比0.2%(市場予想:0.3%)と両者とも市場予想を下回る結果となりました。 インフレ圧力が未 […] 公開済み: 2022-12-14更新: 2022-12-16作成者: TYカテゴリー: News, 住宅市場 ホーム・エクイティは歴史的に高い水準を維持 <ホーム・エクイティは減少するも歴史的低水準> ブラック・ナイト社が発表した米国住宅ローン・モニター・レポートによると 、全米で住宅価格の調整下落が続く中、そのペースは過去2か月に比べて緩やかですが、2022年第2四半期 […] 公開済み: 2022-11-08更新: 2022-11-08作成者: TYカテゴリー: News, 住宅市場 供給不足も、住宅価格は地域毎にバラつきあり 現在、住宅を保有している人は2021年~2022年初頭の低金利時代に住宅ローンを組んだ人が殆どであるため、今の高金利下で住宅を手放すことを避ける傾向にあり、市場に売りに出される新規住宅戸数(新規リスティング)は極めて少な […] 公開済み: 2023-04-06更新: 2023-04-03作成者: TYカテゴリー: News, 住宅市場
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