金利の上昇が住宅市場にブレーキ

FRBによる政策金利の引き上げの影響が徐々に住宅市場にも影響を見せ始めています。
一部の都市では、住宅ローンではなくキャッシュでの購入者が一定数いるため影響が無い地域もありますが、総じて市場にブレーキがかかり始めている状況です。
各都市の不動産業者のコメントをご参照ください。
#テキサス州ヒューストン
「住宅価格が上昇しているため、初めて家を買う人の多くは購入を諦めている。そして金利の上昇によって、購入者が減少しているため、さらに悪い状況だ」。
#コロラド州デンバー
「生活費と金利の上昇が、ほとんどの購買意欲を減退させている。」
#メリーランド州ボルチモア
「市場は変遷している。在庫はまだ少なく、金利上昇で家を探している人の数は少なくなっています。購入者は手を引いている。現状、販売が減り、ホームインスペクションが増え、価格交渉が増えています。」
#フロリダ州サラソタ
「多くの人が家を探していますが、価格は彼らの希望よりはるかに高い。多くの人が価格が下がるのを待って引き下がっている。」
#カリフォルニア州ロサンゼルス
「金利の高騰が買い手を市場から追い出し(ほんの数ヶ月前までの価格帯の家を買えなくなった)、売り手とそのエージェントにとって家を売るのがより難しくなっている。」
#アリゾナ州フェニックス
「買い手は決断するのにとても神経質になっている。」
#ニューヨーク
「オープンハウスの参加者が例年より弱く、販売に時間がかかっている。」
#ミネソタ
「まだかなりの数のキャッシュでの購入が見られる。」
#ミズーリ州セントルイス
「状況は若干スローダウンしているが、良い物件は複数オファーやアスク以上の価格で素早く動いていることがわかった。」
#バーモント州バレー
「ラモイル郡の地元市場は非常にフラットで厳しい状況。地元の勤労者世帯は、物価と金利で割を食っている。近隣のリゾート地は減速しているが、100万ドル以上の市場にはまだキャッシュバイヤーがいる。」
#カリフォルニア州オレンジカウンティ
「金利が市場にブレーキをかけた。」