今もなお住宅購入を検討している人は手ごろな価格帯の都市への移住を希望
6%を超える住宅ローン金利および高インフレが住宅購入の足かせとなっており、都市部からの転出者数が過去最高となっています。特に人気の転入先はラスベガスやフロリダです。
全米における住宅購入者の24.1%が11月までの3ヶ月間に別の都市への引っ越しを検討しており、夏に記録した過去最高と同レベルで、パンデミック前(2019年11月)の約18%から上昇しました。
今現在は住宅ローン金利の高騰と景気の不透明感から、引越しを控えている人が多く、住宅販売は1年前より30%以上も減少しました。
しかし、今もまだ住宅購入を検討している人のうち、4人に1人は比較的手ごろな価格で購入できる地元以外の地域で探しています。
これは、高金利とインフレで家計が圧迫される中、遠隔地で働く人々がより手ごろな価格の地域に転居を続けていることが大きな要因です。