<9月>住宅着工件数と建築許可件数

住宅着工件数:1.439M(予想:1.566M)、対前月比-8.1%、対前年比-7.7% 建築許可件数:1.564M(予想:1.542M)、対前月+1.4%、対前年比-3.2% 集合住宅の着工件数(青線)は対前月比で減少 […]

金利と住宅販売の関係

・1978-1982年、1989-1991年、FRBが政策金利の引き上げをストップしてからすぐに住宅販売は回復した。 ・一方、2005-2020年はディストレス物件が多かったがために回復するまでに10数年もかかった ・2 […]

今は2009年ではなく1980年代の状況に類似?

・米30年住宅ローン金利は過去20年で最高値となる6.7%まで上昇 ・1980年代は今よりもずっと住宅ローン金利は高かったが、住宅市場に影響を与えるのは金利だけではなく、 税金、保険、修繕費、設備費、その他、時にはHOA […]

『リセッション=住宅価格の下落』ではない

・過去のリセッションと住宅価格の伸び率を見ても、住宅価格がマイナスとなったのは1991年と2008年のみ。 ・住宅価格だけを注視するのではなく、金利、在庫、販売動向などを地域ごとに見ていく必要がある。

住宅保有者は十分なエクイティを保持

・2004~2006年(NINJAローンなどが流行った住宅バブル時代)は住宅ローンの借入枠(Mortgage Credit Availability)は上限ギリギリまで利用されていた。 ・しかし今は、十分なエクイティがあ […]

販売物件は減少傾向・・・

<販売物件数> ・9月の住宅販売物件は対前年同月比-10% ・10月初週には対前年同月比-17%と報告 ・これは13週連続の減少となる <在庫> ・2021年と比較すると2022年は在庫が+30%近く増加 ・2020年と […]

2022年に入って始めて8月に賃料が下落か

賃貸空室率は2021年10月4.1%から2022年9月5.3%に上昇するも、コロナ前と比べても低水準を維持している。これは、住宅ローン金利の上昇によって住宅購入を控える動きが増え、逆に賃貸需要を押し上げていることに起因。 […]

なぜ賃貸インフレが加速しているのか?

若い世帯形成層の増加が賃貸インフレをけん引 世帯形成層と言われている20代後半~30代の人口が増加しており、そのうち8割が一人暮らしで主に賃貸住宅に住んでいる。 昨今の金利上昇により住宅購入が困難となってしまった若い世帯 […]